読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

sirokuma.

健忘録

7'scarlet(セブンスカーレット) 感想

 

 

 

ネタバレ注意⚠

 7'scarlet

 

 

周りから聞く評判が芳しくないものばかりだったので、やる前からハードルが下がりきっていたためか意外と楽しめました。ただ、この後こういう展開だろうなあ……という予想は大体当たってしまうのでちょっと笑ってしまうくらいには先の展開が読めてしまったのが残念。オトメイトがミステリーをやろうとするといつもこうなるので、自分からハードルを上げていくスタイルはやめた方がいいのではといつも思います。ごめんなさい。

 

あとヒロインは好み分かれるかもしれません。私はあまりにも行動が間抜けすぎて途中から半笑いで眺めていたので好き嫌いとかいう感情はなかったけど、大体が

暗くなってきたけど急げば大丈夫だよねor行くな来るなって言われたけど付いてく→結果襲われるor巻き込まれる

 これがこのヒロインのテンプレ行動です。
お約束のように毎√繰り返すのでもしかしてこれはギャグでやってるのか?と疑問すら湧いてしまいました。でも、見た目はすごく可愛い。好み。

イラストは安心安全の倉花千夏さんなのでひたすら目の保養にできます。あと背景の禁足地へ向かうトンネルが怖かった。夢に出てきそう。

これだけあれこれ言っといてなんですが、真相√は割と好みだった。ご都合主義もなくああこの物語の核となるのはやっぱりこの人なんだなという説得力があって。
あとラスボスが被ってるお面が間抜けすぎて怖さゼロでした。猫って……

 

 

以下キャラ別感想です。

 

迦具土ヒノ(CV 島崎信長)
ヒロインと距離を縮めるために旅行に来たはずがほとんどの√でいつの間にかほかの男といい感じになられてる可哀想な幼なじみ。他ルートでもヒロインへの好き好きオーラが隠しきれてないのが可愛くもあり切なくもありました。

ヒノの過去で連続殺人犯にヒロインと閉じ込められた時の話、あれは連続殺人犯=カグラって解釈でいいのでしょうか、もしかしたらちゃんと本編で解説してくれていたのかもしれないけど一切記憶にない。ちなみに妹も記憶にないと申していたのでやはり説明がなかったんじゃないか(激おこ)
大学生にもなってヒロインの周りの男への対抗心を隠しきれていないところがヒノの可愛いところだと思いました(小並感)
私はすごく好きです、ヒノくん。

 

 

甘梨イソラ(CV 柿原徹也)

イチゴ嫌いなのにそんなにイチゴを食べさせようとしないでください……チャラ男だと思ったら好青年でまさかのヤンデレだ思ったらヤンデレというよりメンヘラが入っててとりあえずシナリオのぐちゃぐちゃ具合も合い重なってなんだか情緒不安定な人みたいに描かれてたのが残念。キャラ自体は好きなのにな。カフェ好きなので風厘カフェには是非行ってみたいなぁと思いました。
ヒノの時も思ったんですけどこれだけ過去の葛藤とかトラウマとか描いておきながらラスボス戦結局他人が解決してくれるの何とかならなかったのかな……自分で乗り越えてこそではないのかな……と思いました。

あと17歳ってことにびっくり。終盤の監禁場所とか食料とかどうやって17歳に用意できたんだろう、とか色々考えてしまうけどそこはセブスカクオリティなのであまり気にしないことにしておきます。

 

櫛奈雫トア(CV 森久保祥太郎)

ほうほうアイドルと一般人の格差恋愛か。ダメダメフリーターが実は世をときめくアイドルでした☆って展開がthe 乙女ゲーって感じだなあくらいにしか思ってなかったトアくん。

本番は真相√からだった。 実は彼がもう1人の屍者でしたという。出会った時にはもう死んでたなんて悲しすぎるし、それを必死に隠して人を殺めたい欲望を押さえつけライブのためにひたすら頑張っていた彼の優しさが辛い。真相やった後だとあのふわっとした感じの一周目すら切なくなってくる。ああ、あの後黙って姿を消してしまうんだろうな……っていう悲しさ。本当に優しすぎて、なんでよりにもよってこのキャラにこんな辛い設定盛り込んだ?!わりと理不尽なシナリオなんだからこういうところご都合主義にしたれよ!!なんでこんな変なとこ現実的なんだよ!!!と悲しくなった。彼の幸せを願わずにはいられない。そしてユアちゃんもね……二人まとめて幸せになっておくれ……

 

 

建比良ソウスケ(CV 沢城千春)

なぜか彼だけ攻略時のメモが消えていてほぼ感想がない……

覚えている範囲で言うと、縁日の金魚すくいと射的のやり取りは笑いました。可愛かった。

攻略制限があるだけあって、色々核心に近いルートだった。お父さんとの話はなんだか心が切なくなりました。

 

叢雲ユヅキ(CV 三木眞一郎)

名前読めないよ!!!(このゲームの登場人物はわりとみんなそう)
とりあえずちょろかった。 もう一度言う、ちょろかった。たぶんこのゲームで一番ちょろかったんじゃないだろうか。他ルートで散々謎フラグ立ててたから尚更、気がついたら向こうが好きになってて笑った。まさかの26歳でびっくり。32くらい行ってるように見えなくもない……よく見たらスーツじゃなくてジーパン履いてるところが可愛い。そして意外と萌えましたね、山小屋?に監禁されたところを必死で助けに来てくれた所はきゅんとした。

 

ハナテ(CV 緑川光)

この記事書くまでハテナって勘違いしていた。ハナテくんなのね……(紛らわしい)

賛否両論あるエンディングかもしれないけれど、これがハナテにとって一番いい終わり方なのだと思いました。トアも救済されなかったしね、悲しいけれどもう死んでしまった人だからこれ以上ヒロインのそばにいても辛くなる一方なのではと。

とても素敵な人だなと思いました。結局ヒロインを見捨てられなかったところとか、根本的に優しすぎるんでしょうね。エンディングムービーの一輪の花が綺麗でした。

 

 

 

手放しでオススメはできないけれど、期待値を上げなければ楽しめるのではないでしょうか。グラフィックもムービーもとても綺麗だし乙女ゲームもここまで進化したんだなあ……と思いました。